ポータブル電源でキャンプや車中泊を快適にしたい!
車中泊におすすめのポータブル電源はどんなものがあるんだろう?
そんな人には、ジャクリの『ポータブル電源700』がおすすめです!
ジャクリの『ポータブル電源700』は、使い勝手はもちろんのこと、洗練されたデザインで人気のポータブル電源です。今回は、『ポータブル電源700』を車中泊で使って感じたおすすめポイントや、ポータブル電源の使い道について解説します!
車中泊に最適!ジャクリ『ポータブル電源700』の概要をチェック
容量 :700Wh
定格出力 :500W
瞬間最大出力:1000W
充電温度 :0℃~40℃
動作温度 :-10℃~40℃
サイズ :幅299.7×奥行192.9×高さ191.5mm
重量 :6.3kg
Jackery(ジャクリ)は2012年にアメリカで創業され、主にアウトドア用電源の開発・提供を行っている企業。
創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2015年には世界で初めてリチウムポータブル電源を開発するなど、高い技術力が魅力の企業です。
2022年9月現在、ジャクリのポータブル電源は240・400・708・1000・1500・2000Proの6種類。
また、2022年10月下旬からは1000Proも加えた7種類となります。
今回レビューする『ポータブル電源700』は、2021年4月25日に販売終了となり、後継機として『ポータブル電源708』が発売されています。
ただ、楽天市場など一部のECサイトでは、ポータブル電源700の取り扱いも。
今回のレビューは、ECサイトでポータブル電源700の購入を検討している人や、ポータブル電源708との比較をしたい人の参考になれば幸いです!
連泊にも安心のたっぷり容量
スマートフォンは約68回、パソコンは約10回、カメラは約30回充電できる大容量バッテリー!
これだけの大容量なら、キャンプや車中泊の連泊も安心ですね!
また、付属品としてACアダプターと車載用充電シガーソケット、これらを収納するケースが付いてきます。
車載用充電シガーソケットを利用すれば、走行中の充電も可能。
そのため、連泊用のポータブル電源が欲しいなという人にピッタリです!
ただし、シガーソケットからの充電速度は自宅のコンセントで行う場合よりやや遅くなるため、注意してくださいね。
防災用品としても優秀
一般社団法人防災安全協会から防災製品等推奨品として認定!
2022年9月現在に販売されているジャクリのポータブル電源は、すべて『防災製品推奨品』として認められています。
電気製品としての安全性に関する各種基準をクリアしているので、安心して使用できることも魅力の1つ。
最近は災害への備えが注目されているので、防災用品としてジャクリのポータブル電源を持っておくのもアリですね!
出力が多くて使い勝手◎
同時に複数の充電ができるのでファミリーにもおすすめ!
ジャクリのポータブル電源700は、AC・DC・USBの3種類の出力が可能。
ACは2口、USBは3口あり、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを同時に充電できます。
そのため、複数機器を同時に使いたい人や、ファミリーでも使いやすいのが嬉しいですね!
また、AC100Vコンセントには純正弦波が採用されており、パソコンやスピーカーなどのほとんどの精密機器が使用可能とのこと。
キャンプ場や河原など、自然の中でのリモートワークにもピッタリのポータブル電源です。
この記事の一部も、近所の河原で書きました!
消費電力が多い電化製品にも使える
定格出力500Wだから消費電力の多い機器も使いやすい!
定格出力とは「指定された条件下で機器類が安全に達成できる最大出力」のことです。
電化製品には消費電力が記載されていますが、使いたい電化製品の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えてしまうと正常に作動しません。
ジャクリのポータブル電源700は、定格出力が500W。
そのため、複数の機器を同時に接続しても安心です。
参考に、筆者が良く利用する機器の消費電力を記載しました!
- 電気毛布(「強」の場合):約60W
- ノートパソコン :40W前後
- iPhone XS Max :10W(充電開始直後)
上記の3つを同時に使用しても、110W程度。
ポータブル電源700であれば、すべて同時に使用してもまったく問題ありません!
また、キャンプや冬の車中泊などで活躍する調理機器は、消費電力が大きいことがほとんど。
参考に、筆者が使用しているヤザワの『トラベルマルチクッカー』は、消費電力が250Wです。
ジャクリのポータブル電源の中では、240と400の定格出力は200Wのため、トラベルマルチクッカーは使用できません。
冬のキャンプや車中泊で調理機器を使いたい人は、消費電力の確認をしてくださいね。
取っ手を折りたためるのも見逃せないポイント
取っ手を折りたためば小物を乗せられる!
ポータブル電源の中には、取っ手を折りたたむことができない物もあります。
取っ手を折りたためないと、上に物を乗せられなかったり、自宅や車内で収納したりするときに困ってしまうもの。
ジャクリのポータブル電源は、取っ手を折りたためます。
そのため、充電中の機器を上に乗せられたり、収納する際には何かと重ねて置いたりすることも可能。
また、取っ手の内側は滑りにくいゴム素材となっており、持ち運びやすくなっています。
ジャクリのポータブル電源は、細かい点にまで気配りがされているポータブル電源です!
本体底面にもちょっとした工夫が
本体の天井と底面がフィットするため重ねて収納しやすい!
ジャクリポータブル電源700は、本体の底にも滑りにくいゴム素材(写真右側のオレンジ色の部分)となっています。
車の荷室は案外滑りやすく、運転中にキャンプ道具が滑り壁と衝突、なんて経験をした人は少なくないはず。
ポータブル電源の場合は衝突が原因で破損したり故障したりしてしまうリスクも考えられますが、ジャクリのポータブル電源ではその心配はありません。
また、本体底面のゴム素材の部分は円形に加工されており、本体上部の円形の溝にぴったりフィットする構造に。
これによりジャクリの同じ容量のポータブル電源同士であれば重ねて置きやすくなっています。
こんなところにもジャクリのきめ細やかさが表れています!
ジャクリ『ポータブル電源700』の気になる点は?購入前にチェックしておきたい4つのポイント。
ジャクリ『ポータブル電源700』の気になるポイント【1】冷却ファンの音
ジャクリのポータブル電源には温度感知機能が付いており、AC出力時に本体内部の温度が高くなった場合には冷却ファンが作動します。
そのため夜眠っている間にファンが回ると、繊細な方は目が覚めてしまう可能性も。
ただし、スマートフォン等の機器の充電程度であれば消費電力は少なく、本体内部の温度が急激に高くなることは考えづらいため、あまり気にする必要は無いかもしれません。
私の経験としては、冬場の車中泊で電気毛布(「弱」で使用)、スマートフォンの充電、ポケットWi-Fiの充電を同時に行いながら就寝しましたが、ファンが回ることなく静かな環境で眠れましたよ。
どうしても音が気になってしまう人は、耳栓を使うことをおすすめします。
耳栓をしていれば、ポータブル電源のファンの音は気にならなくなりますし、道の駅やサービスエリアなど、外部の音が気になりやすい場所での仮眠も安心してできます。
私は車中泊のときは、いつも耳栓を持参していますよ。
ジャクリ『ポータブル電源700』の気になるポイント【2】けっこう重い
ポータブル電源700は大容量のポータブル電源であるため、重量はそれなりにあります。
約6.3kgなので、腕力に自信がない方や小さなお子さんが持ち運ぶには少し大変かもしれません。
駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場での持ち運びが想定している場合には、ご自身の体力に合わせて検討してみてください。
ジャクリ『ポータブル電源700』の気になるポイント【3】バッテリーを長持ちさせたければパススルー充電は避けたい
ポータブル電源700はパススルー充電(充電しながら給電も行う)に対応しています。
ただしバッテリーの寿命をできるだけ長く持たせたい場合は、パススルー充電は避けた方が良いとのこと。
キャンプ中にパススルー充電をする場面は多くないかもしれませんが、念のため注意が必要そうです。
ジャクリ『ポータブル電源700』の気になるポイント【4】使用環境や温度もチェックしよう
ポータブル電源700の動作温度は-10℃~40℃なので、夏・冬ともにキャンプ場であれば問題なく使用できそうです。
ただし、スキー場近くでの車中泊や、真冬の雪中キャンプであれば-10℃を下回る可能性も。
ご自身が使用したい環境を踏まえ、購入するポータブル電源を選ぶと良さそうです。
私は関東や新潟のスキー場近くでの車中泊で数回使用しましたが、今までのところ問題なく使用できています!
ジャクリ『ポータブル電源700』で快適なキャンプ・車中泊を!
今回は、ジャクリ『ポータブル電源700』をご紹介しました。
大容量で使い勝手の良いジャクリのポータブル電源700。
ポータブル電源を必要としている多くの人が、満足できるスペックとなっている印象でした。
私が特にポータブル電源700をおすすめしたい人は、以下のような人たちです。
1.消費電力が多い機器(トラベルマルチクッカーなど)や複数機器を同時に使いたい人
2.ファミリーやグループでキャンプを楽しみたい人
3.連泊したい人
これからポータブル電源を購入したいと考えている人の参考になれば幸いです!
Instagram・楽天ROOM・YouTubeもやっています!ぜひチェックしてみてくださいね!
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