キャンプや車中泊で手軽に作れるご飯があれば良いなと思ったことはありませんか?そんな人におすすめなのが、尾西食品株式会社の『にぎらずにできる携帯おにぎり』です。お湯か水をそそぐだけの簡単調理で、キャンプや車中泊などいろいろなシーンに持っていきやすい優れもの。長期保存が可能なので非常食としてもおすすめです!
長期保存可能なアルファ米のおにぎり
尾西食品株式会社は、アルファ米を中心とした食品事業を展開する日本の企業。
今回ご紹介する『にぎらずにできる携帯おにぎり』は、尾西食品株式会社から発売されているアルファ米のおにぎりです。
アルファ米とは、炊きあがったご飯を急速に乾燥させたお米のこと。
【アルファ米とは】
生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくいベータ化の状態。加熱調理することで、消化しやすいアルファ化の状態に変化します。
アルファ化の状態のお米をそのまま冷ますとベータ化の状態に戻ってしまいますが、急速に乾燥させた場合、アルファ化の状態を保てます。
このアルファ化の状態を保ったお米のことを、アルファ米と言います。
アルファ米は乾燥していることで、微生物が繁殖できない状態になっており、長期保存に優れています。
そのため、尾西の携帯おにぎりは5年間の常温保存が可能。
アウトドアでの食事に限らず、防災用品としてストックしておくのも良さそうですね!
▼同じくアルファ米食品の『マジックライス』もチェック!
お湯をそそぐだけの簡単調理
尾西の携帯おにぎりの作り方はとっても簡単。
たったの4手順で完成です。
- 袋を開けて脱酸素剤を取り出す。
- お湯を沸かし、注水線までそそぐ(67ml)。
- チャックを閉じて20回ほど振り、15分待つ。
- 15分経ったら、切り口に合わせて袋を切り完成!
尾西の携帯おにぎりに必要なのは、お湯を沸かすためのバーナーとクッカーのみ。
アウトドアや車中泊で洗い物が出ないのは注目すべきポイントです!
美味しく作るコツは、手順3でしっかりと振ること。
振りが甘いと具材が偏り、味が均一にならないこともあるので要注意です。
また、尾西の携帯おにぎりは水でも作ることも可能。
ただし、水で作る場合は完成まで1時間待つ必要があります。
試しに水で作ってみたところ、食感や味は変わらなかったものの、お湯で作った温かいおにぎりの方が美味しく感じました。
キャンプや車中泊で食べるときには、お湯で作ることをおすすめします。
詳しい作り方は尾西食品の公式ホームページにも載っているので、参考にしてみてくださいね。
ご飯に直接触れることがなく衛生的
前述した通り、尾西の携帯おにぎりの作り方はお湯をそそいで振るだけ。
そのため、ご飯に直接触れることなくおにぎりが完成します。
パッケージを切ればそのまま食べられるので、食事中も手が汚れる心配はありません。
衛生的に調理&食事ができるのは嬉しいですね。
尾西の携帯おにぎりを作るときの注意点としては、酸化を防ぐための脱酸素剤を取り忘れないようにすること。
脱酸素剤はとても小さく、アルファ米の中に埋まって見えないことがほとんど。
うっかり脱酸素剤が入ったまま作らないよう、気を付けてくださいね。
味は鮭・わかめ・五目おこわ・昆布4種類
尾西の携帯おにぎりの味は、鮭・わかめ・五目おこわ・昆布の4種類です。
以下に味の感想を記載するので、買う前の参考にしてみてくださいね。
【鮭】
:鮭のほんのりとした塩っけが美味しいおにぎり。薄めの味付けなので、お味噌汁やおかずと一緒に食べるのがおすすめ。
【わかめ】
:たっぷりのわかめが入ったおにぎり。鮭と同様に薄めの味付けなので、お好きなおかずとあわせて食べたい一品。
【五目おこわ】
:具材にしっかりと味が染みている五目おこわ。筆者個人としてはNo.1の美味しさでした。おにぎり単体で食べるなら一番おすすめ。
【昆布】
:昆布味は、塩こん部長でおなじみの『くらこんの塩こんぶ』とのコラボ商品。塩昆布がお好きな人には、ぜひ試してほしい一品です。
どの味も美味しく、もっちりとしたお米の食感を楽しめます。
キャンプや車中泊に出かける頻度が多い人は、全部試してお気に入りを見つけるのもアリですよ。
軽くてコンパクトだから荷物を減らしたいときに最適
尾西の携帯おにぎりの重さは、すべて42g~45gと超軽量。
常温保存が可能かつコンパクトなので、クーラーボックスを用意する必要がありません。
ツーリングでのキャンプや登山など、荷物を減らしたいときに最適な食材と言えるでしょう!
ゴミを減らしたい人にもピッタリ
よくあるアルファ米を使った食品は、パッケージの中にスプーンやフォークが付属しているもの。
パッケージとスプーンorフォークだけでも少ないゴミですが、尾西の携帯おにぎりで出るゴミはパッケージのみです。
少ない荷物でのアウトドアを楽しみたいときや、ゴミを車内に置いておかなければならない車中泊では、ゴミが少ないのは嬉しいポイント。
ゴミを減らしたいと思っている人にもおすすめできる食品です。
できあがりまでに15分待つのは気になるポイント
尾西の携帯おにぎりの気になるポイントは、お湯で作っても15分待つ必要がある点。
登山など長時間行動してお腹が減っている場面では、15分は長く感じるかもしれませんね。
待ち時間が短い食品が良いという人には、フリーズドライ食品の『マジックパスタ』がおすすめ。
マジックパスタはお湯をそそいで3分でできあがる優れもの。
お湯を沸かす時間を含めても、10分足らずで食事にありつけますよ。
▼マジックパスタについて詳しく知りたい人はこちら!
冬は待っている間に冷めやすい
完成までの15分間は、冬のキャンプや車中泊ではおにぎりが冷めてしまう原因にも。
温かいおにぎりを楽しみにしていたのに冷めていたら、少し残念ですよね。
尾西の携帯おにぎりの寒さ対策には、コンパクトな保冷バッグがおすすめです。
保冷バッグの内側の素材には、断熱作用があるアルミやウレタンフォームが使われていることがほとんど。
そのため保冷バッグには、保冷効果だけでなく保温効果も期待できます。
尾西の携帯おにぎりに限らず、お湯をそそいで食べるアルファ米食品やフリーズドライ食品を食べる人は、コンパクトな保冷バッグを持っていて損はありませんよ。
簡単&便利な尾西の携帯おにぎりはキャンプにも車中泊にもおすすめのアルファ米食品
今回は、尾西食品株式会社の『にぎらずにできる携帯おにぎり』をご紹介しました。
尾西の携帯おにぎりは、簡単かつ美味しいアルファ米の食品。
キャンプ飯・車中飯・非常食など活躍する場面は多数なので、いくつかストックしておきたいですね。
簡単に作れるキャンプ飯や車中飯を探している人は、ぜひ試してみてください!
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