最近『RVパーク』って聞くけど、どんな場所なの?
RVパークの使い方とか料金を知りたい!
RVパークは車中泊専用スポットです!車中泊好きなら絶対楽しめますよ!
車中泊人気の高まりとともに認知度が上がっている『RVパーク』。ただ、名前は聞いたことあるけど「RVパークとはどんな場所?」という人も少なくないはず。この記事では、「RVパークは誰でも利用できるの?」「RVパークの使い方を知りたい!」という疑問にお答えします!記事の後半には、私が利用したおすすめのRVパークも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
RVパークの概要
RVパークは日本RV協会認定の車中泊スポット
RVパークとは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設のことです!
近年は注目度がアップし、全国各地で続々とRVパークがオープンしています。
RVパークがある場所は、温泉施設や旅館、道の駅などバリエーション豊か。
温泉や観光を楽しんだり、旅行の中継地点として利用したりと、便利な車中泊スポットです。
RVパークの場所は、くるま旅クラブの公式サイトで検索できます!
検索ページでは、都道府県ごとや施設の特徴、駐車可能車両など、項目ごとの絞り込み検索も可能。
今住んでいる場所の周辺に、RVパークがあるか調べるのも楽しいですよ。
RVパークの認定条件
RVパークは、日本RV協会が設定した以下の基準を満たしています。
RVパークの施設要件
- 4m×7m程度の駐車スペース
- 一週間程度の滞在が可能
- 24時間利用可能なトイレ
- 100V電源が使用可能
- 入浴施設が施設内、または15km圏内にある
- ゴミ処理が可能
- 入退場制限が緩やかで予約が必須ではないこと
- RVパークの看板を設置すること
この基準により、RVパークはただの駐車スペースではなく「快適に安心して」過ごせる車中泊スポットなのです!
RVパークとして認定されるには、このほかに申請料30,000円と、年間登録料10,000円が必要です。
くるま旅クラブの公式ホームページを確認すると、RVパークの候補地を随時募集しているとのこと。
RVパークを運営してみたい人は、登録を検討してみるのも良いかもですね!
RVパークの利用方法
RVパークは誰でも利用できる?
RVパークはキャンピングカーだけでなく、一般の車でも利用可能!
くるま旅クラブの公式サイトには、「キャンピングカーオーナー様をはじめとする車中泊ファンの皆様に提供する車中泊システムです。一般の方もご利用いただけます。」と紹介されています。
そのため、車中泊が好きな人であれば誰でも利用できます!
実際に利用してみると、キャブコンやハイエースのキャンピングカーで訪れる人が多い印象。
乗用車で利用している人は少数派ですが、車中泊好きであれば問題なし!私はエクストレイルでもクリッパーでも利用しました!
事前予約は必須ではない
一部のRVパークを除き、空きがあれば予約なしで利用可能!
RVパークは、基本的には予約なしで利用可能です。
ただし、一部予約が必須となっているRVパークもあるので、利用前に公式サイトで確認をしておきましょう。
また、連休中や人気が高いRVパークは、予約なしで訪れると利用できないことも。
個人的には予約してから向かうのがおすすめです!
予約方法は、RVパークごとに異なります。
webで予約可能なRVパークもあれば、電話予約のみのRVパークも。
予約方法は各RVパークの公式サイトに記載されているので、こちらも利用前にチェックしておきましょう。
受付で施設ごとのルールを確認
細かいルールはRVパークごとに異なる!
RVパークには施設要件のように、基本的なルールは決まっています。
ただ、細かいルールは施設ごとに異なります。
施設ごとの違いの例として、ゴミ処理方法の違いがあります…!
RVパークには必ずゴミ処理機能がありますが、ゴミ処理が有料か無料かについては施設ごとに異なります。
そのほかにもいろいろな利用方法の違いがあるので、RVパークに到着したら、まずは受付で施設のルールを確認しましょう。
AC電源を利用できる
各駐車スペースでAC電源を利用できる!
RVパークには、各駐車スペースに必ず電源ボックスがあります。
キャンピングカーのサブバッテリーやポータブル電源の充電ができるので、連泊のときにはとっても便利。
電源ボックスについても、施設ごとに有料・無料の違いがあります。利用したい人は、事前にチェックしておきましょう!
電源ボックスには、多くの場合カギがかけられています。
カギは管理者の方が開けてくれる場合や、利用者にカギが渡される場合など、施設によって対応が異なります。
また、電源の数も施設ごとに異なります。
複数のコンセントを同時に使いたかったけど、1口しかなかったという場合も。
複数の機器を同時につないで利用したい人は、コードリールを用意しておくと安心です。
コードリールがあれば、コードが届かない場合や、複数の機器を同時に利用したい場合にも対応できますよ。
駐車スペース内は椅子やテーブルを広げられる
駐車スペースに椅子やテーブルを広げてのんびり!
場所によっては、サイドオーニングやタープを広げることが許可されている場合も。
RVパークが単なる駐車スペースではなく「快適に」過ごせる理由の1つですね!
ただし、一部のRVパークを除き、車外での調理は禁止されています。
キャンプ気分でうっかり調理をしてしまわないよう、注意してくださいね。
車内であれば火を使ってもOK
車内では火を使った調理OK!
RVパークは「キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンに提供する車中泊システム」なので、キャンピングカーでの利用が想定されています。
また、キャンピングカーの条件の1つに「コンロなどにより炊事を行うことができること」というものがあります。
そのため、RVパークでは、車内であれば火を使った調理が許可されています。
RVパーク周辺の名産品を買って、車内で調理するのも楽しみの1つです!
筆者おすすめのRVパーク!特徴が異なる3ヶ所をご紹介
おすすめRVパーク【1】RVパークつる
おすすめのRVパーク、1つ目は『RVパークつる』。
RVパークつるは、道の駅に併設されているタイプのRVパークです。
トイレや売店など、道の駅の設備を使用できるため、使い勝手が良く快適に過ごせるのが特徴。
また、富士五湖へのアクセスが良く、観光の拠点としてもおすすめです。
RVパークつるの利用料金は、税込み2,552円。
ゴミ回収と電源使用料込みのお値段なので、かなり良心的です!
設備の充実度や料金などを考えると、初めてRVパークを利用する人でも使いやすいRVパークです。
おすすめRVパーク【2】道志川温泉紅椿の湯
おすすめのRVパーク、2つ目は『道志川温泉紅椿の湯』。
こちらは温泉施設に併設されているRVパークです。
道志川温泉紅椿の湯の魅力は、なんといっても温泉でのんびりできること。
RVパーク利用者は、割引価格で入浴できます!
RVパークの利用料金は2,500円(税込み)で、こちらもゴミ回収・電源使用料込みのお値段。
入浴料金は別途必要ですが、それでもリーズナブルで利用しやすいRVパークです。
また、施設のすぐ横を流れている道志川沿いには、数多くのキャンプ場が。
RVパークで1泊してから、翌朝早くにキャンプ場へ出発!というスケジュールもアリですね!
おすすめRVパーク【3】RVパークAnnex道志
おすすめのRVパーク、3つ目は『RVパークAnnex道志』。
RVパークAnnex道志は、ワーケーション施設に設けられたRVパークです。
ワーケーション施設内は、檜風呂やランドリースペース、ワーキングスペースなど設備が充実。
敷地内は無料Wi-Fiが飛んでいるので、車中泊をしながらワーケーションもできちゃいます!
また、RVパークAnnex道志では、駐車スペース内であれば焚き火もOK。
サイドオーニングやタープを広げられるので、RVパークにいながらキャンプ気分を味わえます。
RVパークの利用料金は、駐車場サイトは3,500円、ガーデンサイト(芝生)は4500円(ともに税込み)。
ゴミ回収と電源使用料は、それぞれ別途500円がかかりますが、普段とは違う車中泊を楽しみたい人におすすめです!
RVパーク利用時の注意点:排水処理の可否は要確認
キャンピングカーで旅をする場合、排水の処理がネックになることも。
キャンピングカーの排水を溜めるタンクには、グレータンクとブラックタンクの2種類があります。
- グレータンク:キッチンやシャワー使用時に出た生活排水を溜めるタンク
- ブラックタンク:トイレから出た汚水を溜めるタンク
タンクの容量はキャンピングカーごとに異なりますが、定期的な処理が必要なことに変わりはありません。
しかし、日本ではまだ排水場所が整っておらず、RVパークでも排水処理ができるかどうかは施設により異なります。
排水処理ができるRVパークを利用したい人は、「ダンプステーションあり」の条件で検索をしましょう。
行程にダンプステーションありのRVパークを組み込んでおけば、排水処理に悩まされることなく、旅を楽しむことができますよ!
RVパークsmartにも注目!
ここまで読んで「RVパーク楽しそう!」と思った人は、『RVパークsmart』もチェックしておきましょう!
RVパークsmartとは、オンラインで事前予約&決済をして利用する車中泊サービスのこと。
記事執筆時点では、九州を中心に全国で54ヶ所に設置されています。
RVパークsmartのメリットは、利用当日の受付や決済がなく気軽に利用できる点。
RVパークと比べると設備面では劣りますが、利用しやすさではRVパークsmartに軍配が上がります。
運営会社が九州を拠点としているため、関東圏ではまだ数が少ないRVパークsmart。
関東に住んでいる私としては、これから数が増えることを期待しています!
RVパークはおすすめ車中泊スポット!活用して楽しいくるま旅を
今回は、RVパークについて解説しました。
RVパークは、車中泊を今までよりもさらに楽しくしてくれる魅力的な車中泊スポットです。
まだRVパークを利用したことがない人は、ぜひ利用してみてくださいね!
Instagramや楽天ROOMもやっています!ぜひチェックしてみてくださいね!
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