キャンプでのマットは、皆さんどうしていますか?私はキャンプでもぐっすり眠りたいと思い、サーマレストの『ベースキャンプ』を選びました。サーマレストのベースキャンプは、断熱性・寝心地・使い勝手のどれをとっても一級品!キャンプや車中泊用のマットを購入しようと思っている人は、必見ですよ!
キャンプ用マットを選ぶ基準。「厚さ」「断熱性(R値)」「サイズ」は必ず確認!
ベースキャンプのレビューの前に、まずはキャンプ用マットを選ぶ基準をお伝えします。私が考える、キャンプ用マットを選ぶ基準は「厚さ」「断熱性(R値)」「サイズ」の3点です。順を追ってみていきましょう!
キャンプ用マットを選ぶ基準【1】厚さ
キャンプ用マットを選ぶ基準の1つ目は、厚さ。
登山やツーリングキャンプでは、携行性に優れたコンパクトなマットを選ぶ必要があります。
しかし、車中泊であれば、多少かさばっても寝心地が良い厚手のものを選ぶと良いでしょう。
なぜ厚手のものを選ぶ必要があるかというと、車種によってはフルフラットにしたとしても、多少の段差や凹凸ができてしまうもの。
そのちょっとした凹凸が気になってしまい、なかなか眠れないという人も少なくありません。
また、一概には言えませんが、厚さは後述する断熱性にも影響していることが多いので、大切なポイントです。
キャンプ用マットを選ぶ基準【2】断熱性(R値)
キャンプ用マットを選ぶ基準の2つ目は、断熱性(R値)。
R値とは、マットの断熱性を示す値で、キャンプ用マットには必ず記載されています。
車と地面との間は空洞になっているので、冬場は底冷えしやすいです。
そのため寒さが苦手な人や、冬場の車中泊を考えている人は、R値が高いマットを選ぶことをおすすめします。
R値の目安を示しておきます。
R値の目安
2.0未満:心地よい夏の条件下での使用に適している
2.0以上:真夏と真冬の間に使用(3シーズンモデル)
4.0以上:雪の上や寒い環境下
6.0以上:北極などの極寒の地
この数値はあくまでも基準で、寒さの感じ方は人それぞれ。
自分の体感に合ったマットを選んでくださいね。
R値の特徴として、複数のマットを重ねて使用した場合、数値を足し算できることが挙げられます。
例えば、R値2.0のマットと2.4のマットを重ねて使用した場合は、R値4.4のマットとして考えられるということです。
そのため、すでにマットを持っている人は、ご自身のマットレスのR値を確認し、それに合わせて買い足すという方法もアリです。
今回の記事で紹介しているベースキャンプのR値は、6.0と断熱性が高く、オールシーズン使えるマットです。
私は寒さに弱いですが、冬のゲレンデ近くで車中泊をすることが多いため、R値が高めのベースキャンプを選びました!
キャンプ用マットを選ぶ基準【3】サイズ
キャンプ用マットを選ぶ基準の3つ目は、広げたときのサイズです。
軽自動車の場合は、助手席を倒して荷室とつなげるため、幅があまり広くないマットが良いでしょう。
SUVやバンの場合は、荷室をフルフラットにすれば十分な広さを確保できることが多いです。
ご自身の体格と、車のサイズに合わせたマットレスを選びましょう。
ベースキャンプはサイズがやや大きめなので、軽自動車には向かないかもしれません。
しかし、エクストレイルなどのSUVや大型のバンでの車中泊であれば、ピッタリのマットですよ!
サーマレストのマット『ベースキャンプ』のスペック
サーマレスト『ベースキャンプ』(Lサイズ)
カラー:ポセイドンブルー
サイズ:63×196cm
重量 :1530g
材質 :75Dポリエステル
厚さ :5cm
収納サイズ:66×19cm
R値 :6.0
THERMAREST(サーマレスト)とは、「アウトドアで最高の眠りを提供する」をコンセプトに、マットレスやブランケットなどを提供するアウトドアブランド。
サーマレストのマットは、大きく分けて「TREK&TRAVEL」「FAST&LIGHT」「CAMP&COMFORT」「CLOSED-CELL」の4タイプが用意されています。
サーマレスト マットラインナップ
「TREK&TRAVEL」
:快適さ、軽量さ、コンパクトさの最適なバランスを計算し設計。
「FAST&LIGHT」
:軽量かつコンパクトに収納できる自動膨張式マットレスのシリーズ。
「CAMP&COMFORT」
:アウトドアでも快適な眠りを一番に求めるキャンパー向け。
「CLOSED-CELL」
:耐久性とシンプルさを求める、バックカントリー向け。
『ベースキャンプ』は、CAMP&COMFORTシリーズの1つ。
CAMP&COMFORTは、カーキャンプ(車中泊)・ファミリーキャンプ・ベースキャンプ(登山を開始するための基地となる場所)などでの使用が勧められています。
ベースキャンプのカラーは、ポセイドンブルー1色のみ。
サイズはXL(大)・L(中)・R(小)の3種類です。
各サイズの広げたときの大きさと重量は、以下の通り。
- XL:76×196cm 重量1820g
- L :63×196cm 重量1530g
- R :54×183cm 重量1140g
ベースキャンプには、スタッフサックが標準装備。
スタッフサックには、肩掛け用のひもが付いていて持ち運びやすくなっています。
サーマレストのマット『ベースキャンプ』の使い方。車中泊の様子と共に解説
サーマレスト『ベースキャンプ』を車内で広げた様子
私が使用している車は、日産エクストレイルt31です。
後部座席をすべて倒して、フルフラットにした状態で使用しています。
ベースキャンプのLサイズの長さは196cm。
荷室が広いエクストレイルとはいえ、やや大きすぎました…
購入した当初はキャンプをこれから始めようという時期でしたので、適切なサイズを選ぶことができませんでした。
これから購入する人は、サイズに注意して購入してくださいね(笑)
自動膨張式マットレスで使い方が簡単!
ベースキャンプの使い方はとても簡単。
自動膨張式マットレスのため、バルブを開けるだけで自然と膨らんでいきます。
あとは好みの固さになるまで、呼気か専用のポンプで膨らませ、バルブを閉めれば完了。
バルブには逆流防止弁が付いているので、入れた空気が抜けていく心配がなく、簡単に膨らませることができます。
注意点として、説明書には「氷点下で使用する場合には呼気は使わずポンプサックを使用すること」と書かれています。
呼気で膨らませると中身が凍結し破損に繋がるようです。
冬にもキャンプや車中泊をする人は、ポンプサックの購入を検討してみてくださいね。
ベースキャンプの収納方法
続いて収納の仕方です。
収納時は閉めたバルブを一度開放し、バルブの緑色の部分を写真のように反時計回りに回します。
これで空気を抜く準備が整いました。
あとはバルブの反対方向からマットを丸めながら空気を抜いていきます。
写真のように膝で抑えながら丸めていくと、空気が抜けていきやすいです。
最後まで丸めきったら、バルブの緑色の部分を時計回りに回して閉め、バルブの紺色の部分も時計回りに閉めれば完成。
あとは付属のバッグに入れれば片付け終了です。
サーマレストのマット『ベースキャンプ』 のおすすめポイント
サーマレスト『ベースキャンプ』のおすすめポイント【1】準備が簡単
ベースキャンプのおすすめポイントの1つ目は、準備が簡単なこと。
使い方はすでにお伝えした通りですが、自動膨張式のため、バルブを開けば自然と膨らみます。
そのため、寝袋を準備したり、食器類の片づけをしている間に準備が完了します。
サーマレスト『ベースキャンプ』のおすすめポイント【2】寝心地が良い
ベースキャンプのおすすめポイントの2つ目は、寝心地が良いこと。
厚さは5cmと、キャンプ用マットの中では厚手の部類に入ります。
そのため、車中泊で使用したときには、床の凹凸を感じることはありませんでした。
翌朝に目覚めたときも、身体が痛くなっていることはなく、ぐっすり眠れましたよ。
サーマレスト『ベースキャンプ』のおすすめポイント【3】バッチリの防寒性能
ベースキャンプのおすすめポイントの3つ目は、バッチリの防寒性能。
R値の説明でもお伝えしましたが、ベースキャンプのR値は6.0。
この値は、北極などの極寒の地でも使用できる値です。
私の場合、真冬のゲレンデ近くの道の駅で車中泊をしましたが、寒さを感じることなく、快適に眠ることができました。
寒さが苦手な人には、かなりおすすめできるキャンプ用マットです!
サーマレスト『ベースキャンプ』の気になる点は、少しかさばること
ベースキャンプの気になる点は、収納時にかさばることです。
私が使っているベースキャンプLサイズの収納時サイズは、幅66cm×直径19cm。
さらに、重量は1530gなので、積載を圧迫しがちです。
私の場合、ソロキャンプで荷物が少なく、積載に余裕がある車なので、あまり影響はありません。
しかし、ファミリーキャンプで荷物が多くなりがちなときや、ツーリングキャンプで荷物を減らしたいときには向きません。
荷物を減らしたいときにおすすめのマットは、サーマレストの『Zライトソル』。
Zライトソルのレギュラーサイズの重量はわずか410g。
アコーディオンのように折りたたんで収納できるので、ひもでリュックにくくりつけて持ち運ぶことも可能です。
軽量かつかさばらないマットを探している人は、Zライトソルを検討してみても良いかもしれません。
キャンプでの眠りを大事にする人は、サーマレストのマット『ベースキャンプ』で決まり!
いかがでしたか?
キャンプや車中泊で必須のマットレス。
サーマレストのマットレスは使い方が簡単で寝心地もバッチリなので、
キャンプでも快適に眠る事ができ、翌朝からも元気に楽しめるはずです。
サーマレストのマットレス「ベースキャンプ」、おすすめです。
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