キャンプや車中泊の楽しみといえば、やっぱりご飯ですよね!今回ご紹介するキャンプ飯は、大豆を原料としたお肉『ベジミート』。各社から販売されている大豆のお肉を使って、キャンプ飯を作ってみました。大豆のお肉がキャンプにピッタリな理由も、あわせて紹介していますよ!
大豆を原料としたお肉『ベジミート』とは。
植物由来の成分を原料として作られたお肉である、代替え肉という言葉は、日本でも聞きなれて久しいのではないでしょうか。
その中でも、大豆を主原料としたお肉は、『ベジミート』『ソイミート』『大豆肉』などと呼ばれています。
アメリカでは、ビヨンドミートやインポッシブルフーズといった、代替え肉のベンチャー企業がブームの火付け役となりました。
日本でもここ数年で、代替え肉がスーパーで売られていることが増えたように感じます。
ベジミートの特徴として、マルコメでは以下の3つを挙げていました。
- 低脂質でコレステロールフリー
- 高タンパク質
- 食物繊維たっぷり
大豆を主原料としているので、通常のお肉と比べて、脂質がかなり低いのが特徴。
さらに、大豆は「畑のお肉」と言われるほど、良質なタンパク質を豊富に含んでいます。
そして、大豆由来の食物繊維を含んでいるので、便のカサを増したり、腸を刺激して排泄を促したりする効果も期待できます。
ベジミートは、通常のお肉と同じように食べられるのに、お肉よりヘルシーということになります。
大豆のお肉は美味しいの?
ベジミートは、お肉と変わらない食感で、かなり美味しいです!
通常のお肉と同じように調理をすれば、遜色ない味に仕上がります。
料理が苦手という人でも、すでに味付けがなされたベジミートを選べば美味しく食べられます。
上の写真で使ったベジミートは、伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』を使用したナスの炒め物。
作り方は簡単で、切ったナスを軽く炒め、『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』を混ぜ合わせるだけ。
本格的な炒め物が簡単に作れて、味も抜群です。
各社からいろいろなベジミートが発売されているので、簡単なものから試してみるのもアリですよ。
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由【1】常温保存が可能
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由の1つ目は、常温保存が可能なこと。
味付けがされているものなど、一部商品を除けば、常温で持ち運びができます。
そのため、クーラーボックスに材料が入りきらないときや、荷物を減らしたいときにピッタリ!
また、通常のお肉だと、クーラーボックスに入れていたとしても、鮮度が落ちたり、ドリップ(解凍されたお肉から出てきた液体)が出たりしてしまいますよね。
大豆のお肉であれば、鮮度を気にすることなく持ち運べるところも、おすすめです!
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由【2】使いきりサイズ
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由の2つ目は、ちょうど良い使いきりサイズであること。
マルコメの『大豆のお肉シリーズ』は、1袋90g~100gほど。
そのため、ソロキャンプやデュオキャンプにちょうど良いサイズ感です。
また、すでに紹介した、伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』は2~3人前なので、こちらもデュオキャンプにちょうど良いサイズ。
私は1食で食べきってしまいましたが(笑)。
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由【3】ゴミが少ない
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由の3つ目は、ゴミが少なくて済むこと。
通常のお肉では、お肉を乗せているトレーが案外かさばるもの。
大豆のお肉シリーズは、袋に入っているものが多いため、ゴミの量が少なくて済みます。
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由【4】ヴィーガンやベジタリアンの人も食べられる
大豆のお肉がキャンプにおすすめな理由の4つ目は、ヴィーガンやベジタリアンの人でも食べられること。
食材や調味料には、細かく見ると動物性の成分が含まれているものが、案外多いもの。
大豆由来のお肉であれば、動物性の成分は含まれていないため、ヴィーガン(完全菜食主義者)やベジタリアン(菜食主義者)といった人でも安心して食べられますよ。
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【1】からあげ丼
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの1つ目は、からあげ丼。
からあげ丼には、伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのからあげ』を使いました。
【材料】
- 伊藤ハム『まるでお肉!大豆ミートのからあげ』:1袋の半分
- お米 :0.5合~1合
- 細ねぎ:適量
- 海苔 :適量
- 半熟卵:1個
- 水 :大さじ1
- 醤油 :大さじ2
- 酒 :大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖 :小さじ1
【作り方】
- お米を炊く。炊き上がったら、海苔を敷いておく。
- 伊藤ハム『まるでお肉!大豆ミートのからあげ』を、少なめの油で軽く揚げる。
- 調味料をすべてフライパンに入れ、少しトロミが出るまで弱火で煮る。
- 1にからあげ・半熟卵・刻んだ細ねぎをのせ、最後に3をかけてできあがり!
伊藤ハム『まるでお肉!大豆ミートのからあげ』は、冷凍食品のからあげのような食感。
大豆由来のお肉なのに、ジューシーでとても美味しいです!
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【2】ビビンバ風炊き込みご飯
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの2つ目は、ビビンバ風炊き込みご飯。
ビビンバ風炊き込みご飯には、マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』を使いました。
【材料】
- マルコメ『大豆のお肉フィレタイプ』:1袋
- お米 :1合
- 水 :適量
- 《A》ニンニクすりおろし:小さじ1/2
- 《A》コチュジャン :小さじ1と1/2
- もやし :1/2袋
- にんじん:1/3本
- にら :1/4本
- 《B》コチュジャン :小さじ3
- 《B》鶏がらスープの素 :小さじ2
【作り方】
- お米を水につける。このとき、通常より少し少なめに水を入れておく。
- マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』に、《A》を揉みこむ。
- にんじんはせん切り、にらは4cmぐらいの幅に切っておく。
- 1に《B》を加えて混ぜ、漬け込んだ大豆のお肉と、にんじん、もやしを入れて炊飯する。
- 炊き上がったら、にらを加え、混ぜ合わせて完成!
マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』は、食感も見た目もほぼお肉。
大豆っぽさを感じることなく、こちらも美味しく食べられます!
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【3】ニラ玉丼
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの3つ目は、ニラ玉丼。
ニラ玉丼には、マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』を使いました。
【材料】
- マルコメ『大豆のお肉フィレタイプ』:1袋
- ニラ :1束
- お米 :0.5合~1合
- 卵 :2個
- 酢 :小さじ1
- ごま油:大さじ2(半分はいり卵用、半分はお肉を炒める用)
- 酒 :大さじ1
- みりん:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 鶏がらスープの素 :小さじ1
- すりおろしにんにく:大さじ1
【作り方】
- ニラは3cm幅に切っておく。
- ボウルに酢と卵を入れて混ぜる。
- 強火で熱したフライパンにごま油をひき、2を入れる。箸でかき混ぜ、卵が半熟になったら火からおろす。
- 別のフライパンでごま油を熱し、マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』を炒める。
- 火が通ったら、酒・みりん・しょうゆ・鶏がらスープの素・すりおろしにんにくを入れ、混ぜ合わせる。
- 全体に味がなじんだら、1と3を入れ混ぜ合わせ、炊いておいたご飯に盛り付ける。
マルコメの『大豆のお肉フィレタイプ』は、食感も見た目もほぼお肉。
かなり使い勝手の良い食材です!
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【4】にんにく味噌炒め
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの4つ目は、にんにく味噌炒め。
にんにく味噌炒めには、伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』を使いました。
【材料】
- 伊藤ハム『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』:1袋
- ナス :1本
- サラダ油:大さじ2
【作り方】
- ナスをくし切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、なすを強火で3分炒める。
- 伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』を入れて、中火で1分炒めたら完成!
伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのにんにく味噌炒め』は、野菜を入れて炒めるだけの簡単調理。
手軽にキャンプ飯を作りたいなという日には、ピッタリのメニューですよ。
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【5】キーマカレー
大豆のお肉を使ったキャンプ飯レシピの5つ目は、キーマカレー。
キーマカレーには、マルコメの『大豆のお肉ミンチタイプ』を使いました。
【材料】
- マルコメ『大豆のお肉ミンチタイプ』:1袋
- 玉ねぎ :1/2個
- クミンシード :小さじ1
- すりおろしにんにく:小さじ1
- すりおろししょうが:小さじ1
- カレー粉 :適量
- オリーブオイル :大さじ1
- カットトマト缶 :1/2缶
- ミックスビーンズ :1袋
- 塩 :少々
- こしょう :少々
【作り方】
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- 鍋でオリーブオイルを熱し、クミンシードを加える。香りが出たら、玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒める。
- にんにくとしょうがを加えたあとに、マルコメの『大豆のお肉ミンチタイプ』を入れて軽く炒める。
- カレー粉を加え、さらに炒める。
- トマト缶を加え、焦げ付かないようにときどきかき混ぜながら15分ほど煮込む。
- 塩こしょうで味を調え、ご飯に盛り付けて完成!
マルコメの『大豆のお肉ミンチタイプ』は、言われなければ大豆とわからないほど、ひき肉に似ています!
個人的には、ベジミートの中で1番お肉に近いと感じたので、かなりおすすめできます!
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【6】酢豚
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの6つ目は、酢豚。
酢豚には、マルコメの『大豆のお肉ブロックタイプ』を使いました。
【材料】
- マルコメ『大豆のお肉ブロックタイプ』:1袋
- 片栗粉 :適量
- 玉ねぎ :1/2個
- にんじん :1/3個
- ピーマン :2個
- 《A》鶏がらスープの素:小さじ1/2
- 《A》水 :60ml
- 《A》しょうゆ :大さじ2
- 《A》ケチャップ :大さじ2
- 《A》みりん :大さじ1
- 《A》酢 :大さじ2
- 《A》片栗粉 :小さじ1と1/2
- ごま油 :大さじ2
【作り方】
- マルコメ『大豆のお肉ブロックタイプ』に片栗粉をまぶす。
- 《A》をよく混ぜ合わせておく。
- フライパンでごま油を熱し、1を入れて焼き色を付ける。
- 3に野菜を入れて炒め、にんじんに火が通ったら2を回しかけて全体に絡めれば完成!
マルコメの『大豆のお肉ブロックタイプ』は、食べ応えバッチリの食材。
ガッツリ食べたいなというときは、ブロックタイプでご飯がすすむおかずを作るのがおすすめです!
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【7】カツ丼
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピの7つ目は、カツ丼です。
カツ丼には、伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのやわらかカツ』を使いました。
【材料】
- 伊藤ハム『まるでお肉!大豆ミートのやわらかカツ』:1枚
- たまご:2個
- 三つ葉:適量
- 〈A〉水 :50ml
- 〈A〉料理酒:大さじ1
- 〈A〉みりん:大さじ1
- 〈A〉しょうゆ:大さじ1
- 〈A〉砂糖 :小さじ1
- 〈A〉和風顆粒だし:小さじ1/2
【作り方】
- 大豆のやわらかカツを、少量の油で揚げなおす。片面1~2分程度でOK。
- 1を2cm幅に切る。
- 鍋に〈A〉を入れ、中火で熱する。
- 沸騰したら、2と溶きほぐしたたまごを入れる。蓋をして弱火で1~2分煮る。
- ご飯に4を乗せて完成!
伊藤ハムの『まるでお肉!大豆ミートのやわらかカツ』は、電子レンジやオーブントースターで加熱して食べる食品。
個人的には、表面を油で軽く揚げなおした方が、サクッとした食感になるので好みです!
大豆ミートのやわらかカツは、そのままでもかなり美味しく食べられます。
大豆のお肉なのになぜかジューシーで、何度でも食べたくなる味ですよ。
大豆のお肉を使ったキャンプご飯レシピ【番外編】リンケッツ
リンケッツは、三育フーズから発売されているウインナーソーセージ風の加工食品。
大豆たんぱくを主原料に、卵白を加えて加工しているとのこと。
今回は焼いて食べましたが、焼くと少しパサパサした食感に。
個人的には焼くよりも、スープに入れて煮込んだ方が美味しくておすすめです!
リンケッツは缶詰タイプなので、保存がきき、持ち運びに便利な食材。
キャンプにも持っていきやすいですよ。
大豆からできたお肉『ベジミート』を、次回のキャンプのお供にいかがでしょうか。
今回は、大豆からできたお肉『ベジミート』をご紹介しました。
保存がしやすく、お肉と変わらないおいしさのベジミート。
次回のキャンプや車中泊のときに、ベジミートをお供にしてみてはいかがでしょうか。
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