車内で本格的な料理を作ったり、ポータブル電源を用意して家電を使ったり。SNSやYouTubeでは、いろいろな車中泊スタイルが紹介されていて、どれも楽しそうですよね!
ただ、車中泊に凝れば凝るほど荷物が多くなってしまうという悩みも…。
そこで今回は、少ない荷物で過ごす『ミニマリスト車中泊』についてご紹介!筆者が実際に使用しているグッズや、荷物を少なくするための工夫についても解説します。
ミニマリスト車中泊の荷物
ますは、ミニマリスト車中泊のイメージを持ってもらうために、筆者が実際に使っているグッズを紹介します。
- 寝袋
- マット
- 枕
- LEDランタン2つ
- テーブル
- シェラカップまたはマグカップ
- バーナー・ガスカートリッジ
- フリーズドライ食品
- 水
これらのグッズを車内で広げた様子はこちら。
これまでの車中泊では、ポータブル電源や季節家電(電気毛布やサーキュレーターなど)も持参していたため、車内を窮屈に感じることも。
ミニマリスト車中泊では車内のスペースを広く使え、マットの設営や調理がスムーズになるというメリットを発見しました。
荷物が減ったことで、より気軽に車中泊に出かけられるという変化もありました!
荷物の準備もすぐに終わるので、思い立ったら仕事後でもすぐに出かけられますよ。
車中泊の荷物を減らす工夫
車中泊の荷物を減らす工夫【1】走行中に充電してポータブル電源を無くす
シガーソケットからの充電を活用すれば、ポータブル電源が不要に!
車中泊を快適に過ごすためのグッズとして、ポータブル電源を思い浮かべる人は少なくないでしょう。
ポータブル電源があれば、季節家電を使用したり、IH調理器で料理ができたりと何かと便利。
しかし、ポータブル電源は場所をとり、かなりの重量があることも事実。
スマホやタブレットの充電にしか、ポータブル電源を使わなかったということもありますよね。
スマホやタブレットの充電にしかポータブル電源を使っていないのであれば、走行中の充電のみに切り替えてみるのも1つの手です。
走行中に充電するには、シガーソケットに差し込むカーアダプターを用意するだけでOK。
USBの差込口が複数あるカーアダプターを用意すれば、複数の機器を同時に充電することも可能です。
ポータブル電源の代わりにカーアダプターを使用すれば、車内が一気にスッキリしますよ!
車中泊の荷物を減らす工夫【2】モバイルバッテリー機能が付いたギアを用意
モバイルバッテリー機能が付いたキャンプギアは、荷物を減らしたい人に最適!
走行充電だけでは足りないよ!という人は、モバイルバッテリー機能がついているギアを使いましょう。
特に車中泊の場合は、モバイルバッテリー機能が付いたLEDランタンがおすすめ。
車内で過ごしている間はランタンとして使い、就寝時にはモバイルバッテリーとして使えば、1つで2役こなしてくれて荷物の削減につながります。
走行充電とモバイルバッテリー機能付きのギアを併用すれば、1泊の車中泊であれば十分に対応可能ですよ。
車中泊の荷物を減らす工夫【3】フリーズドライ食品やアルファ米を活用
フリーズドライ食品やアルファ米食品でより身軽に!
たくさんの食材を持ち込んで、車内で料理を楽しんでいる人も少なくないでしょう。
ただ、食材を保存するクーラーボックスや、まな板やナイフなどの調理器具など、車内で料理をするには多くの道具が必要になります。
車中飯関連の荷物を減らしたいときにおすすめなのが、フリーズドライ食品やアルファ米など、保存がきく食品。
フリーズドライ食品やアルファ米は常温で保存できるので、クーラーボックスが不要に。
容器にお湯か水をそそぐだけで食べられるので、調理器具を持っていく必要もありません。
最近のフリーズドライ食品やアルファ米食品は、味のクオリティも高まっています!
また、フリーズドライ食品やアルファ米は、洗い物が出ないことも魅力の1つ。
食べ終わったあとのゴミが少なく済むのも嬉しいですね!
登山に持っていくイメージが強いフリーズドライ食品やアルファ米ですが、車中飯としてもピッタリの食材ですよ。
車中泊の荷物を減らす工夫【4】サイズが小さいグッズを使えば車内が広々
コンパクトな車中泊グッズを選べばさらに広々!
ここまでお伝えした工夫をしたうえで、小さなサイズのグッズを使えば、より車内をスッキリさせることができます。
筆者が小さいサイズに変更したグッズは、テーブルとマットレスの2つ。
小さいサイズに変更したことで、車内で寝床を準備するときなど、スペースに余裕を持って動けるようになりました!
筆者おすすめのミニマリスト車中泊グッズ6選
ミニマリスト車中泊グッズ【1】SOTO『フィールドホッパーST-630』
ミニマリスト車中泊グッズの1つ目は、SOTOの『フィールドホッパーST-630』です。
フィールドホッパーST-630は、天板の大きさがA4サイズのコンパクトなテーブル。
地面からの高さが7.8cmなので、狭い車内に置いても圧迫感ゼロです。
収納時はバッグのポケットや隙間に収納できるほどコンパクトで、重量は395gなので、積載を圧迫することはありません。
セッティングは天板を開くだけでとても簡単なので、普段のキャンプや登山でも活躍すること間違いなしです!
もう少し大きなサイズが良い人は、A3サイズのフィールドホッパーL(フィールドホッパーST-631)がおすすめ。
ご自身の用途に合わせて選んでみてくださいね。
▼フィールドホッパーST-630
▼フィールドホッパーL(フィールドホッパーST-631)
ミニマリスト車中泊グッズ【2】ルーメナー『ルーメナー2』
ミニマリスト車中泊グッズの2つ目は、ルーメナーの『ルーメナー2』。
ルーメナー2は、モバイルバッテリーとしても優秀なLEDランタンです。
ルーメナー2のバッテリー容量は、10000mAhと大容量。
機種によって異なりますが、スマートフォンであれば、約3回の充電ができる容量です。
そのため、車内灯として使い、寝ている間にモバイルバッテリーとして使っても、まだまだ余裕があります。
車中泊で試したところ、一番弱い明るさで5時間ほど使ったあとにスマホの充電を行っても、バッテリーは4段階のうち3つ残っていました。
走行充電だけでは足りないという人は、ルーメナー2を持っておくと安心ですよ。
ミニマリスト車中泊グッズ【3】シャープ『IG-MX15』
ミニマリスト車中泊グッズの3つ目は、シャープの空気清浄機『IG-MX15』。
車のシガーソケットから電源をとるタイプの車載用空気清浄機です。
IG-MX15に付属しているカーアダプターは、USB-Aの端子を2つつなげることができる優れもの。
そのため、走行中に空気をキレイにしながら、スマホの充電も同時に行えます。
もちろん、空気清浄機としての性能もバッチリです!
カーアダプター単体で購入するのも良いですが、車載用空気清浄機を持っていない人は、IG-MX15を購入するのもおすすめですよ。
ミニマリスト車中泊グッズ【4】シートゥーサミット『キャンプマットS.I』
ミニマリスト車中泊グッズの4つ目は、シートゥーサミットの『キャンプマットS.I』。
キャンプマットS.Iは4サイズ展開ですが、私はもっともコンパクトなレギュラーサイズを選びました!
キャンプマットS.Iのレギュラーサイズは、コンパクトさ・寝心地・価格のバランスが取れた優秀なマット。
マットの断熱性能を表すR値は4.2と、雪の上や寒い環境下でも使用できるほどなので、冬の車中泊でも問題なしです。
これから車中泊用のマットを購入する人や、コンパクトなマットに買い替えたい人は、シートゥーサミットのキャンプマットS.Iを選べば、満足すること間違いなしです!
ミニマリスト車中泊グッズ【5】サタケ『マジックパスタ』
ミニマリスト車中泊グッズの5つ目は、サタケの『マジックパスタ』です。
マジックパスタは、お湯か水を入れるだけで完成するフリーズドライ食品。
カルボナーラ・ペペロンチーノ・きのこのパスタ(デミグラス風味)の3種類が発売されており、どのお味も美味しいです!
個人的にはペペロンチーノが一番おすすめです!
袋の中には使い捨てのスプーンが付属しているので、わざわざカトラリーを持参する必要がないのもミニマリスト車中泊向け。
賞味期限は製造から5年間と長期保存が可能なので、車中泊だけでなく、非常食としてもおすすめできる食品です。
▼カルボナーラ
▼ペペロンチーノ
▼きのこのパスタ(デミグラス風味)
ミニマリスト車中泊グッズ【6】プリムス『153ウルトラバーナー』
ミニマリスト車中泊グッズの6つ目は、プリムスの『153ウルトラバーナー』。
キャンプだけでなく、登山でも人気のバーナーですね!
153ウルトラバーナーは、手のひらに収まるほどのコンパクトなバーナー。
コンパクトながら火力は強力なので、寒い場所でもすぐに食材を温めてくれます。
車内で火を使うときは、必ず換気もしましょう。
153ウルトラバーナーとあわせて用意したいのが、プリムスのガスカートリッジです。
プリムスのガスカートリッジには3種類の大きさがありますが、ミニマリスト車中泊には『IP-110』がおすすめ。
IP-110のサイズは直径90×高さ65mmで、プリムスのガスカートリッジではもっともコンパクト。
また、IP-110は寒冷地でも使用できるので、冬の車中泊でも安心です。
▼153ウルトラバーナー
▼IP-110ガスカートリッジ
ミニマリスト車中泊の注意点
ミニマリスト車中泊の注意点【1】真夏や真冬には無理をしない
ミニマリスト車中泊は、荷物を最小限にするためにポータブル電源を使用しないスタイル。
そのため、車内で電化製品を使いたい人にはおすすめできません。
特に、真夏には扇風機、真冬には電気毛布など、車内で快適に過ごすための装備が必要です。
また、真夏には冷たい飲み物を保存しておくためのクーラーボックスも必需品ですよね。
荷物の少なさと車内の快適さは、人によって感じ方が異なります。
ご自身に合った荷物を用意して、快適に車中泊を過ごしてくださいね。
ミニマリスト車中泊の注意点【2】人によっては殺風景に感じるかも
ミニマリスト車中泊では、今までよりも車内がスッキリとした印象になります。
その一方で、少し殺風景な印象を感じてしまう場合も。
たくさんのキャンプギアに囲まれた方が、楽しく感じる人も少なくないはず。
無理に荷物を少なくせず、お気に入りの道具を持ち込んで、自分なりのスタイルで車中泊を楽しんでくださいね。
少ない荷物で身軽に車中泊するのもアリ!
今回は、ミニマリスト車中泊についてご紹介しました。
車中泊の荷物を少なくすることで、雰囲気が変わったり、身軽に出かけられたりと、気分転換にもなります。
荷物を減らしたいなと思っている人は、ミニマリスト車中泊をぜひ試してみてくださいね!
Instagramや楽天ROOMもやっています!ぜひチェックしてみてくださいね!
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